
韓国公営放送局KBSの元アナウンサーでタレントのオ・ジョンヨン(42)が、忙しいスケジュールをこなしながらも配達アルバイトを続けている近況をSNSで公開し、注目を集めている。
オ・ジョンヨンは4月25日、自身のSNSに配達中の写真を投稿し、「短時間でも汗だく…運動代わりにスキマ時間で配達している」と綴った。レーシングを趣味とする彼女だが、かつては「1年半もの間、ベッドに横たわるだけの日々を送った」と語り、人生で最も辛かった時期があったことを明かしている。
そんな中、彼女が配達アルバイトを始めた経緯も紹介した。「バーンアウト(燃え尽き症候群)から立ち直った後、『やりたいことがあればやってみよう』という信条ができた。カフェのアルバイトもしたことがあるけれど、やりたくてやっただけ」。コロナ禍で配達員が増えているという話を聞き、自身もアプリをダウンロードして講習を受けて始めたと説明した。
配達アルバイトを通じて健康管理もでき、さらに不動産知識も広がったという。「配達をしながら食費もまかなえるし、物件見学にも行ける。韓国で一番高いマンションにも行ってみた。ある日はエレベーターが壊れて16階まで歩いて上がったけれど、それも良い運動になって満足だった」。配達が自身の生活に与えた変化を語った。
“N職業者”や“挑戦のアイコン”といった異名を持つオ・ジョンヨンは、ソウル大学体育教育学科出身で、KBS第32期公開採用アナウンサーとしてキャリアをスタート。昨年、SBSプラス・Eチャンネルのバラエティ番組で日常を公開し、今年4月からプロのモーターサイクルレーサーとしても活動していることを明かしている。
オ・ジョンヨンは2018年に大型二輪免許(2種小型)を取得し、現在はオートバイ4台を所有しているという。
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