2026 年 4月 10日 (金)
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韓国・低価格コーヒー市場が飽和…店舗減少で海外進出加速

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韓国の低価格コーヒーフランチャイズ市場が飽和状態に達し、国内では店舗数が減少する一方、各社は海外市場への進出を加速させている。

業界によると、国内のコーヒー専門店数は2020年の約9万店から2024年には10万7000店を超えるまで拡大したが、最近は成長が鈍化し、減少傾向も見られる。ソウル市の分析では、2025年第4四半期のフランチャイズ店舗数は6766店と、前年同期比で368店減少した。

低価格コーヒーブランドはこの数年で急増した。代表的なブランドでは、メガMGCコーヒーが約4000店、コンポーズコーヒーが約3000店、ペクダバンが約1800店、ザ・ベンティが約1600店を展開している。

2020年に約3000店規模だった低価格コーヒー市場は、わずか5年で3倍以上に拡大し、その結果、出店余地は急速に縮小したとみられる。

各社は国内市場での競争力を維持するため、コーヒー以外のフードメニュー強化に乗り出している。メガMGCコーヒーはカップチキンやトッポッキなど軽食を拡充し、コンポーズコーヒーも新たなスナック商品を投入して短期間で販売を伸ばした。「低価格コーヒー」から「軽食も楽しめる店舗」への転換が進んでいる。

一方で、各ブランドは海外進出を本格化させている。コンポーズコーヒーは台湾進出を控え、試験営業では長時間の行列ができるなど高い関心を集めた。

メガMGCコーヒーはモンゴルやカンボジアなどアジア市場を中心に展開を進め、将来的には米国進出も視野に入れている。イディヤコーヒーやザ・ベンティ、ペクダバンも東南アジアや北米への展開を進めている。

業界では、韓流やKフード人気を背景に海外展開は今後さらに拡大するとみられている。低価格という強みに加え、「韓国式カフェ文化」を体験できる点が差別化要因とされる。

専門家は「安定した原材料供給網を確保できれば、低価格ブランドは海外でも長期的に成功する可能性が高い」と指摘する。

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