韓国の市郡区の労働者のうち、ソウル鍾路区所在の職場に通う人の平均給与が最も高かった。賃金上位10カ所中8カ所がソウル・京畿など首都圏に集中した。
統計庁・国家統計ポータル(KOSIS)地域別雇用調査のマイクロデータによると、昨年4月基準の職場がソウル鍾路区(チョンノグ)にある賃金労働者30万2000人の最近3カ月間の給与は、月平均426万ウォン(約48万円)で最も高かった。
平均賃金が高い上位5カ所は全てソウルが占めた。鍾路区に続いて、▽ソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)(415万ウォン)▽ソウル中区(チュング、404万ウォン)▽ソウル瑞草区(ソチョグ、392万ウォン)▽ソウル江南区(390万ウォン)――の順だった。
一方、平均賃金が最も低いところは、全羅北道長水郡(チョルラプクド・チャンスグン)で、賃金勤労者1万5000人の平均給与は161万ウォン(約18万円)だった。1位のソウル鍾路区とは2.6倍の差があった。
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