2026 年 3月 9日 (月)
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韓国・乳児虐待事件で知人が長文投稿…証言の経緯と父親の圧力を主張

SBS「それが知りたい」放送画面(c)news1

韓国・全羅南道麗水で生後4カ月の乳児が死亡した事件をめぐり、加害者とされる両親の知人を名乗る人物が、厳罰を求める長文の書き込みを公開し波紋を広げている。

事件は2月28日にSBSの番組「それが知りたい」で取り上げられた。番組の公式ユーチューブに掲載された関連動画のコメント欄に、両親の知人を名乗る人物が投稿した。

投稿した人物は「深く悩み迷った末、勇気を出して書く」としたうえで、「私は赤ちゃんを身近で見ており、捜査過程で証言した参考人だ」と明かした。

証言当時、周囲には両親を擁護する雰囲気があり、父親から心理的な圧力も受けていたという。それでも「赤ちゃんの無念を見過ごすことができなかった」として、「自殺を考えるほど苦しかったが、最後まで証言を続けた」と振り返った。

この人物によると、虐待の兆候には気づいていたものの、自分が居合わせた際には番組で指摘されたような深刻な外傷は確認できなかったという。事件直前に見た時も、ひどいあざやけがは見えなかったと説明した。

また「状況が不確かなまま通報すれば、かえって赤ちゃんが危険になるのではないかという恐怖もあった」とし、手元にあった証拠はあざの写真程度で、虐待を立証するには十分ではなかったと語った。

さらに、証言のため弁護士を依頼し、多額の費用を負担したことも明かした。番組を見た後、「外から見える姿と実際の状況は違っていた」と衝撃を受けたと主張している。

集中治療室で乳児の姿を見た際、「これまでの不安な予感が現実になったと確信した」といい、その後も父親から圧力が続いたと訴えた。

特に父親から「勘違いするな。姉さんの子じゃない。俺の子だ」と言われた言葉が「今も胸に刺さっている」と記している。

投稿者は「気の毒で放っておけず何度も赤ちゃんを訪ねたが、自分の子ではないため家庭内虐待に介入できなかった」と悔しさを吐露。「罪悪感とトラウマの中で日々を耐えている」と胸中を明かした。

そして「助けを求める赤ちゃんの目を忘れられない。どうか私たちの声を聞いてほしい」と訴え、同様の悲劇が再び起きないよう社会の関心を呼びかけた。

この事件では、母親の容疑が当初の児童虐待致死から児童虐待殺人に切り替えられ、拘束状態で起訴された。父親は児童虐待による放置のほか、参考人の証言を覆させようとして脅迫した疑いでも裁判を受けている。

(c)news1

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