韓国のトロット(演歌)歌手オ・ユジン(15)にストーカー行為を繰り返し、ストーキング処罰法違反などの罪に問われた60代の被告に対し、昌原(チャンウォン)地裁晋州(チンジュ)支院は4月30日、懲役8月、執行猶予2年を言い渡した。
被告は昨年5~11月、オ・ユジンが自分の娘だと言って学校やイベント会場へ行ったほか、オ・ユジンの祖母に電話をかけて面会を要求した。
昨年11月にはSBS「気になる話Y」に出演し、「手の形、歯まで写真を見ると同じだ。骨の構造そのものが頭からつま先まで同じ」として、オ・ユジンを見るやいなや「娘だ」と直感したと語った。
地裁は「合理的根拠なしに被害者を娘と認識した。被害者が精神的苦痛を訴えている点などを考慮して量刑を決めた」と述べた。
オ・ユジンは2009年1月生まれの中学生。KBS2芸能番組「トロット全国体育大会」で3位になり、有名になった。
一部のネットユーザーは「未成年者をストーキングしたのに、執行猶予?」「我が国の処罰水準は深刻だ」として量刑への不満を訴えた。
(c)MONEYTODAY