韓国で旧正月（2月1日）を控え、不正請託禁止法における農・畜・水産物ギフトセットの上限価格が20万ウォンまでに引き上げられ、10万〜20万ウォンのギフトセットが人気を集めている。
ロッテマートは13日、事前予約の販売期間（先月9日～今月11日）におけるギフトセットの販売実績が12.6％上昇し、10万～20万ウォンの商品の売上は49.7％と高い伸びを記録したことを明らかにした。
これはギフトの上限額引き上げに加え、新型コロナウイルス感染拡大により帰省のかわりに高級ギフトを送る人の需要と重なったことで、この価格帯が増えたとみられる。ロッテマートはこの需要が続くと想定し、この価格帯のギフトセットを、昨年の旧正月に比べて約20％を増やして準備しているという。
代表的な商品として、一般的な果物より糖度が約20％高い「高糖度の果物」を組み合わせた「黄金糖度の天安梨、忠州りんごセット（梨6個/りんご8個）」や「GAP羅州梨、忠州りんごセット（梨6個/りんご6個）」「GAP牙山梨、青松りんごセット（梨6個/りんご6個）」など。
畜産ギフトセットや水産ギフトセットも準備している。ロッテマートの専用施設で20日以上熟成された「熟成韓牛ロース/低脂肪ミックスセット（ロース500g/サムギョプサル各500g）」「大韓民国最高の済州アマダイ（3匹＝1.5kg以下/冷凍）」などだ。
ロッテマート関係者は「この価格帯でバラエティ豊かなギフトセットを用意しているので、関心を持っていただきたい」と話している。
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