韓国の地方にあるマンションで、軽自動車の駐車場所を巡って住民と管理事務所が対立している。オンラインコミュニティ「ボベドリーム」に17日、「軽自動車は車ではないのか? これはどんな規則なのか?」と題した投稿が掲載された。
投稿者によると、マンションでは駐車スペース不足が深刻化し、3台以上の車を所有する世帯は追加の駐車管理費が必要という。投稿者の家庭も3台目について基本料金の2倍を支払っている。
ある日、そのうちの1台である軽自動車に「軽自動車専用スペース以外に駐車するな」という警告文が貼られた。
投稿者は「軽自動車専用区画が満車の場合、一般区画に駐車するのは当然ではないのか」「一般車やRVはどこにでも駐車できるのに、軽自動車は限られた区画だけ使用しろとは、不公平な規定ではないか」と強く反発している。さらに、軽自動車の所有者にも駐車管理費を軽減すべきではないか訴えている。
この投稿については共感と批判の声が交錯している。
「軽自動車専用スペースが満車なら一般区画への駐車は問題ない」「専用スペースを義務化するなら料金も軽減すべきだ」という意見がある一方、「駐車場不足の中、軽自動車は専用区画を優先的に使うべきだ」「1世帯で3台も所有しているなら、進んで軽自動車区画を使え」という反論も寄せられている。
なお、韓国国土交通省によると、駐車場は総区画数の10%以上を軽自動車や電気自動車など環境配慮型車両専用区画として確保するよう規定されている。ただし、軽自動車が一般区画に駐車することや、逆に一般車両が軽自動車区画に駐車することに対する罰則はない。
(c)MONEYTODAY