2025 年 1月 3日 (金)
ホーム政治韓国・ホテル業の外国人就業制限、年末に解除…「人手不足解消に期待」

韓国・ホテル業の外国人就業制限、年末に解除…「人手不足解消に期待」

(c)news1

韓国政府が今年末、外国人のホテル業界への就職制限を解除する。客室清掃担当者などを採用するのが難しく、経営に困難を来たした地方や観光ホテルの人材難が一部解消されるものと見られる。

雇用労働省と文化体育観光省は、ホテル業の外国人就業制限を解除するための実態調査を終え、現在、法務省と関連する議論を進めている。これは事実上、終盤の段階で、国務調整室主宰の外国人政策委員会で議決さえすれば施行できる。

政府は昨年末、人手不足が深刻な水準だった1~3星の観光ホテルだけでなく、4~5星のホテルとコンドミニアムなどにもH2ビザ外国人の就職を可能にした。H2ビザは中国とCIS6カ国の満18~59歳の在外同胞が受けられる訪問就業ビザで、これまで単純労務だけが可能だった。

それでも現在、ホテルの人材難が深刻化している。地方の小規模ホテルほど困難が加重されるため、ホテル・コンドミニアムなど観光宿泊業に非専門就職(E-9)外国人勤労者就職も許容することにした。実質的な制限がなくなるわけだ。

E-9ビザは一般雇用許可制ビザで、外国人労働者に最長4年10カ月間の就職を許可する。今年、雇用労働省は滞在期間を最長10年まで拡大する計画まで発表した。これでホテル業の人手不足の相当部分が解消される見通しだ。

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