海外旅行など状況に合わせて衣類や化粧品を買う購買連係が広がり、韓国のファッションプラットフォームがビューティー分野の拡大に乗り出した。
エイブリーは2021年3月、ビューティー館を新設してから1年で取引額が66倍と爆発的に増加した。有名ブランドとの協業を通じて希少性を重視する若い世代が流れ込んだからだ。
化粧品ブランド各社は、化粧品専門プラットフォームや自社モールではなく、ファッションプラットフォームで製品を発売するほどマーケティングに熱を上げている。そのほうが新規顧客を確保したり、製品を広報したりする効果が大きいと判断したためだ。
エイブリーの月間活性化ユーザー数は700万人に達するが、ビューティーカテゴリーの場合、購入10件のうち8件は10~20代。だからこそ化粧品ブランド各社がエイブリーに集まるのだ。
コスメブランドのトゥークールフォースクールは6月、人気の「ニュートロクラブ」シリーズをエイブリーで初めて発売した。エイブリーの販売データを分析し、核心顧客層が「レトロ」や「Y2K」などかつての感性に関心が高い点に注目した。
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