電話でピザ屋に虚偽の注文をしたとして30代の男性容疑者が業務妨害容疑で韓国の警察に逮捕された。
調べによると、7月15日午後5時20分ごろ、蔚山市南区のピザ屋に公衆電話から5万ウォン（約5400円）相当の注文が入った。ところが配達先へ行くと「注文していない」といい、注文者も電話に出ないので経営者は警察に通報した。
警察官が店で事情を聴いている時、また注文が入った。番号によると公衆電話からだ。そこで警察官がアルバイトのふりをして電話を受けた。
「なぜ配達が来ないのか」という督促の電話に、警察官は「今日がアルバイト初日なので住所を間違えたようだ。作り直すので確認のため再度住所を教えてほしい」と促した。
電話の男性は「さっきも言ったように赤ちゃんがいるのでベルを押さず、ドアの前に口座番号を書いて置いてくれ。振り込むから」と話した。
こうして時間を稼いでいる間に別の警察官が逆探知し、公衆電話のある場所に駆け付けた警察官が容疑者を連行した。
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