2026 年 2月 1日 (日)
ホーム経済流通韓国・ドバイもちもちクッキー大流行の裏で…「マシュマロ2倍、もう作れない」と悲鳴上がる現場

韓国・ドバイもちもちクッキー大流行の裏で…「マシュマロ2倍、もう作れない」と悲鳴上がる現場

1月20日午後、ソウル市鍾路区の菓子店前で「ドバイもちもちクッキー」を購入するために並ぶ市民(c)news1

韓国で「ドバイもちもちクッキー(ドゥジョンク)」ブームが拡大する中、当該商品を扱っていない製菓・製パン店や自営業者にまで、原材料価格の高騰による負担が及んでいる。ピスタチオに続き、ココアやマシュマロの価格まで相次いで上昇し、デザート業界全体で原価圧迫が強まっている。

ドゥジョンク人気の影響で関連原材料の価格が全般的に急騰している。ドゥジョンクは、ドバイチョコレートの主原料であるカダイフとピスタチオクリームを中に詰め、ココアパウダーを混ぜたマシュマロで包んだデザートで、昨年末から爆発的な人気を集めている。

主要材料であるピスタチオの価格はすでに急上昇している。昨年1月時点でトン当たり約1500万ウォンだった輸入単価は、今年1月には2800万ウォンへと約84%も跳ね上がった。ブームによる需要増に加え、世界的な作柄不良や為替の影響が重なった結果だ。

原材料高騰はピスタチオにとどまらない。クッキー生地やトッピングに使われるココアの価格も急騰している。農食品輸出情報(KATI)によると、砂糖などの甘味料を加えていないココアパウダーの輸入単価は、昨年1月の1kg当たり6.71ドルから、12月には10.42ドルへと約55%上昇した。

こうした状況により、自営業者の負担も深刻化している。ベーカリーカフェを運営するある店主は、オンラインコミュニティで「昨年末までは3万ウォン台後半だったヴァローナのココアが、最近は6万ウォンまで上がった。一部商品は品切れで、購入自体が難しい」と嘆いた。別の自営業者も「1kgあたり2万ウォン程度だったマシュマロが、最近は5万ウォン台まで跳ね上がった」と語った。

状況がこうした中、ドゥジョンクを扱っていない店でも原材料の調達難に直面している。フィナンシェ専門店の経営者は「ホワイトコーティングチョコやココアパウダーはもちろん、装飾用に使っていたピスタチオの刻みやヘーゼルナッツまで、手に入りにくくなりそうだ」と訴えた。

別の自営業者は「正直な気持ちとして、カステラやタンフル(フルーツ飴)のように、早く流行が下火になってほしい。原材料価格が何倍にも上がり、品切れも続いていて、ドゥジョンクブームはありがたくない」と話した。

(c)news1

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