1歳の赤ちゃんを居間に置いたままトイレに行き、4時間以上も閉じ込められた末に救助された父親の話が韓国で話題になっている。オンラインコミュニティに18日、書き込みが掲載された。
投稿した男性は「1歳過ぎの娘を育てる平凡な30代の父親」という。「トイレに行くと子どもが泣くので、携帯電話で歌を聞かせてトイレに入った」と話し始めた。だが、それが間違いのもとだった。トイレのドアが開かなくなったのだ。
男性は体育専攻のがっしりした体格だったので、いざとなったらドアを壊せばすむと思ったが、簡単には壊せず、窓もないトイレの酸素は減っていった。排水口に「閉じ込められました」と叫んでもダメ。「酸素が不足してめまいがした」という。
結局、自宅の防犯カメラを確認していた妻が、夫の姿が見えないのを不思議に思い、昼休みに帰宅。119通報してドアを壊して夫を救出した。
男性は「閉じ込められてもドアを壊せばいいという安易な考えに気をつけろ。トイレへは携帯電話を持って行き、非常時に備えなさい」と助言した。
ネットユーザーたちは「力で壊せると思っても現実的には容易でない」「トイレに行く時には必ず電話を持って行かなければならない」といった反応を示した。
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