韓国のある保育園の教師が、道路を走っていたタクシー火災の初期消火で大きな事故になるのを防いだ。
KBSニュースによると、8月31日、ソウルの道路で火がついたまま走っているタクシーをある保育園の保育士が目撃した。
この時、保育士は子どもたちを皆家に帰らせた後で、通園バスからこれを見た女性は躊躇することなくタクシーに向かって走った。
ニュースによると、女性はバスの中にあった消火器を持って、すぐに火が出たタクシーに走って行った。
タクシーに向かって消火器を噴射した女性は、火がよく消えなかったため周囲に「消火器を貸してほしい」と大声で助けを求めた。
タクシーはLPG車で、ともすると爆発しかねない危険な状況だった。しかし、女性は火を消すために最後まで現場を離れずに全力を尽くした。
消防隊員が現場に到着し、火災を鎮圧した。
女性は「煙のために火を消すのが容易ではなかった。消防隊員たちの労苦に改めて感謝する気持ちを持つようになった」という話を伝えた。
ニュースに接したネットユーザーらは「本当に義理堅い方だ。尊敬します」「勇敢な保育士。子どもたちの手本になりそうです」「あんな方々がいらっしゃって未来は暗くない。ありがとうございます」などの書き込みを残した。
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