
韓国の大手造船企業サムスン重工業は11月20日、アジア地域の船主からコンテナ船7隻を総額1兆9220億ウォンで受注したと公示した。受注した船舶は2029年11月までに順次引き渡される。
この契約により、サムスン重工業は2025年に入ってからの累計受注額が69億ドルに達した。これは、年間受注目標である98億ドルのうち70.4%を達成したことになる。
今年サムスン重工業が受注した船舶は、液化天然ガス(LNG)運搬船7隻、シャトルタンカー9隻、コンテナ船9隻、エタン運搬船2隻、原油運搬船11隻、さらに海洋生産設備に関する予備契約1件など、合計39隻にのぼる。
現在、同社の累計受注残高は132隻、金額にして総額282億ドルに達している。
サムスン重工業の関係者は「商船部門において質の高い安定的な受注を確保しており、今後も収益性を重視した受注戦略を継続していく。年内に計画された海洋プロジェクト(FLNG:浮体式LNG生産設備)の契約を締結すれば、年間目標の達成は問題ない」と述べた。
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