
韓国・釜山(プサン)で人気のクッパ専門店で、家族9人でやって来た客による食い逃げ事件が起きた。10月14日放送のJTBCの報道番組「事件班長」が伝えた。
事件は10月8日午後1時半ごろに発生。店の関係者によると、祖父母、夫婦2組、子ども3人の計9人が来店し、クッパ6人前とゆで豚(スユク)、ご飯2人分を注文した。
食事を終えると、男性が祖父母を連れて先に店を出た。残った女性客と子どもたちは食事を続けていたが、しばらくして男性が戻ってくると、荷物をまとめて全員が立ち去った。
合計金額は9万4000ウォン(約1万円)。だが、誰一人として会計カウンターには目を向けなかった。
店側が無銭飲食に気づいたのは20分後。関係者は「あんな大人数の食い逃げなんて初めて見た。うっかり忘れたのかとも思ったが、1週間たっても音沙汰がない」と話した。
店側はその後、警察に被害を届け出、詐欺(無銭飲食)容疑での捜査を依頼した。当時の防犯カメラ映像も提出しており、警察は逃走した家族の行方を追っている。
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