韓国で最近、マンション内のキッズカフェで、子どもがおしっこを漏らした問題に絡み、その父親が投稿した謝罪文がさらなる問題を引き起こしている。
複数のオンラインコミュニティに6日、「マンション内キッズカフェの親の謝罪文」というタイトルの記事が掲載された。
それによると、自身の子どもが最近、マンションの敷地内にあるキッズカフェで、ズボンにおしっこを漏らす失敗をした。ある住民の女性から通報を受けた管理事務所が、父親に確認の連絡を入れ、父親は自身の子どもであることを認めた。その後、マンション住民代表会議から連絡があり、父親に対し、清掃費45万ウォン(約4万7770円)を支払うよう求めた。
驚いた父親が異議申立書を提出すると、再び住民代表会議が開かれ、その結果、「清掃費を支払う」か「自ら清掃する」かを求められるようになったという。
父親は投稿で、住民に対して謝罪をしたうえ、「キッズカフェを清潔に清掃して、消毒することを約束します」と書いた。一方で、異議申立書を提出した理由について「何の説明もなく、通報した女性の話だけを信じて、一方的に清掃費を賠償せよというメッセージが来たことに腹が立った」とも説明した。
そのうえで次のようなひと言を加えた。
「掲示板に投稿してくれた方に映画『タチャ イカサマ師』の台詞を贈りたいと思います。『おばさん、通報精神が強すぎると口が裂けますよ』」
この謝罪文に対し、ネットユーザーはさまざまな反応を示した。「謝罪文なのか脅迫文なのか」「説明もなくお金を請求されればイライラするが、最後の文を見れば彼が問題だと思う」「脅迫するのも問題だが、子どもがおしっこを漏らしたからといって45万ウォンを請求するのは妥当なのか」「中立だが、脅迫は一線を越えている」といった声が上がっている。
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