
韓国・釜山の金海(キメ)国際空港を出発したエアプサンの旅客機が、離陸直後に鳥と衝突する事故が発生し、出発地に引き返した。幸い、乗客・乗員にけがはなかった。
事故が起きたのは1日午後7時19分。マレーシアのコタキナバルへ向けて出発したエアプサンのBX761便(乗客176人搭乗)が、離陸直後に鳥と衝突した。
操縦士は安全を確保するため、上空を旋回して燃料を消費したのち、午後8時8分ごろ、離陸から約49分後に金海空港へ無事帰還した。
エアプサンは搭乗客176人に対し代替便を用意し、午後10時ごろに再出発させた。
航空機と鳥の衝突(バードストライク)は滑走路や離陸・着陸のタイミングで発生しやすく、エンジン損傷など重大事故につながるリスクもある。
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