2026 年 4月 3日 (金)
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韓国・ウォン安で旅行費に割安感…外国人が両替、韓国人は売却で利益確保

ソウル・明洞の両替所(c)news1

ウォン安が続く中、ソウル・明洞の両替所に外国人観光客が押し寄せている。一方で、為替差益を狙って外貨を売却する韓国人の動きも見られる。

4月1日午前、明洞の両替所では開店直後から外国人が列を作り、ドルやユーロをウォンに両替する姿が続いた。フィリピンから訪れた女性は「300ドル(約4万5000円)を両替すれば約45万ウォン(約4万9500円)になる。為替が上がっているので旅行費を節約できる」と話した。

この日、ドル・ウォン相場は1495ウォンで始まり、一時1503ウォンまで下落した。ユーロも約1720ウォンと低水準を維持している。銀行より有利なレートを提示する民間の両替所に、観光客が集中している状況だ。

ロシアから来た観光客は「いくつか回ったがここが最もレートが良かった。ウォンを多く受け取れるので買い物が楽しめる」と語った。ノルウェーからの旅行者も「為替のおかげで韓国の物価が安く感じる」と話し、買い物への意欲を見せた。

現場では来客の大半が外国人で、両替所の関係者は「客の約90%が外国人」と説明する。取材中、数時間で訪れた韓国人はほとんど確認されなかった。

一方で、訪れた少数の韓国人はウォン安を背景に外貨を売却するケースが多い。1ドル=1300ウォン台で購入したドルを売り、約10万ウォン(約1万1000円)の利益を得たという会社員もいた。

両替所の関係者は「ウォン安が進むと、自宅に保管していたドルを持ち込む韓国人が増える」と指摘する。

中東情勢の緊張緩和への期待から一時的にウォンが持ち直す場面もあったが、依然として1ドル=1500ウォン前後の水準が続いており、外国人の消費と国内の為替取引の双方に影響を与えている。

(c)news1

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