
韓国ロッテ免税店が免税業界で初めて、手のひら静脈に基づくバイオ認証・決済サービスを金浦空港店で導入した。ロッテ免税店が5日発表した。このサービスの導入により、韓国人顧客はパスポート、搭乗券、決済カードを提示することなく、携帯電話番号を入力し、手のひら静脈を認証するだけで免税品を購入できるようになった。
メガ・ニュース(MEGA News)のキム・ミナ記者の取材によると、顧客が金浦空港国際線ターミナル内のキオスク(無人注文機)で手のひら静脈情報を登録すると、ロッテ免税店はその情報をもとに本人確認および搭乗情報を取得し、購入手続きを支援する。決済カードは、韓国空港公社のアプリ「スマート空港」上で登録できる。
ロッテ免税店は今回のサービス開始を記念して、9月30日まで金浦空港店で100ドル以上購入した顧客を対象に、5000ウォンの割引特典を提供する。また、韓国空港公社も10月13日までにスマート空港アプリで決済カードを登録した顧客を対象に、抽選でコーヒークーポンを進呈する。
ロッテ免税店は、今後、利用者のサービス満足度をもとに金海空港にも拡大導入する。
ロッテ免税店の関係者は「バイオ認証・決済サービスの導入により、金浦空港の免税店を利用する顧客の購入の利便性が大きく向上すると期待している。今後も免税業界のデジタル転換をリードし、顧客体験を高めるさまざまな革新サービスを継続的に披露していく」と述べた。
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