2025 年 7月 9日 (水)
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韓国ロッテグループ、社長団会議を1泊2日で開催…下半期戦略を協議

ロッテケミカルのシステムについて説明を受けるシン・ドンビン会長(左)=ロッテホールディングス(c)KOREA WAVE

韓国ロッテグループは7月16日から17日にかけて、京畿道・烏山のロッテ人材開発院で2025年下半期VCM(旧・社長団会議)を開催する。今回の下半期VCMで、上半期の経営実績を点検し、下半期の経営方針を共有するとみられている。

VCMは上半期と下半期の年2回開催され、通常は蚕室のロッテホテルワールドなどで、その日のうちに終わるスケジュールで開かれてきた。今年1月9日の上半期VCMも約6時間にわたり開催された。VCMが1泊2日の日程となるのは異例。対外的な経営環境の不確実性が増しており、本業の競争力強化に向けた議論が多くなることが背景にあると解釈されている。

下半期VCMには、シン・ドンビン(辛東彬、日本名・重光昭夫)会長をはじめ、ロッテホールディングス代表、事業グループの総括代表、系列会社の代表ら約80人が出席する見通し。

シン・ドンビン会長は今年1月に開かれた上半期VCMで「今が変化の最後の機会であることを肝に銘じ、この危機を大改革の契機としなければならない」と述べ、事業の根本的な競争力の強化によって収益性を高める必要があると強調していた。

(c)KOREA WAVE

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