韓国ラーメン業界で、年俸の高い企業であるほど長く勤めていることがわかった。ラーメン3社のうち、社員の平均給与1位の農心(ノンシム)の平均勤続年数は、オットゥギや三養(サミャン)食品より長かった。
金融監督院の電子公示システムによると、昨年農心の社員平均給与は5686万5000ウォン(1ウォン=約0.1円)で、ラーメン業界では最高水準だった。オットゥギが4800万ウォン、三養食品が4306万8000ウォンだった。
昨年売り上げ「3兆ウォンクラブ」に名を連ねた農心の平均給与は前年(5114万5000ウォン)に比べ11.2%上がった。5326万3000ウォンだった2020年より6.8%上がった金額だ。
創立以来初めて売り上げ3兆ウォンを突破したオットゥギの昨年の平均給与も前年(4300万ウォン)比11.6%上昇した。三養食品も前年(4289万9000ウォン)より0.4%引き上げられた。
平均勤続年数も給与の順位と同じだった。昨年の農心の平均勤続年数は11.1年だった。オットゥギは9.4年、三養食品は6.5年で農心より短かった。ただ、オットゥギは最近3年間、社員の平均勤続年数が長くなっている半面、農心と三養食品は退職までの期間が短くなっていることがわかった。
2020年11.7年だった農心の平均勤続年数は0.6年短くなり、7.5年だった三養食品の勤続年数も1年ほど短くなった。オットゥギの場合、2020年の9.1年から2021年は9.3年、昨年は9.4年に延びた。
(c)news1