たくさん食べる姿を盛り込んできた従来の「食べる放送(モッパン)」が、より視聴者に身近になるよう韓国で多様化している。安くて美味しい「コスパ」の店を追ったり、ホテル・おまかせなど比較的高価な飲食店を訪問するなど形態も多彩になっている。
ユーチューバー「ドゥデリー(Dudely)」は韓国内外のホテルとミシュランガイドに掲載されたレストラン、おまかせなどを訪問し、そこで接する料理を中心に紹介するコンテンツを扱っている。
ドゥデリーは「広告・協賛ではなく私費」という宣伝文句で、1人当たり60万ウォン(1ウォン=約0.1円)以上の海外ミシュランガイドレストランをはじめ数十万ウォンにもなる国内の様々なホテルのコース料理およびバイキング、おまかせを訪ねた様子を映像に収める。
時によってはコスパのいい食堂を紹介することもある彼は、店の場所と食べ物・味の評価などを伝えている。
視聴者の間では「食べ物中心のすっきりとした編集方式で味の表現も良い」「一生行けないかもしれない外国のレストランを目の前で見ているようで良い」などの反応が出ている。
ユーチューブやティックトック(TikTok)で活動し、高価・低価格飲食店をあれこれ紹介する「マッケンリウ」もある。マッケンリウは有名シェフが運営する約20万ウォン相当のおまかせ・ホテルバイキング探訪のほかにも、「ゴッドソンビ(ゴッド+コスパ)」を見せるコンテンツも公開する。
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