
韓国プロ野球(KBOリーグ)が史上最速ペースで1000万人観客を突破した。KBOは8月23日、全国5試合に計10万1317人が入場し、累計観客数が1008万8590人に達したと発表。昨年に続き史上2度目のシーズン1000万人突破となった。
記録達成日は「野球の日」と重なり、特別な意味を持った。8月23日は韓国代表が2008年に北京五輪で全勝優勝し、野球で初の金メダルを獲得した日で、KBOは2009年からこの日を「野球の日」と定めている。
今季は全720試合のうち81.5%にあたる587試合消化時点で1000万人を突破。前年の671試合より84試合も早い達成となった。開幕からも人気は爆発的で、わずか60試合で100万人を突破、その後も最速ペースで観客動員記録を更新し続けている。
球団別ではサムスンが133万816人で最多。続いてLGが128万7002人、ロッテが126万7865人、斗山が120万3937人、ハンファが101万1110人。
ハンファは球団史上初の100万人突破と、シーズン50度目の満員を記録した。
また、これまでに587試合中278試合が満員となり、昨季の221試合を上回り、シーズン最多満員試合数記録を更新した。
シーズン平均観客数は1万7187人と、昨年の1万5122人を大きく超え、初の1万7000人台に突入。座席稼働率も82.9%に達している。
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