韓国ファッション業界では最近2~3年間、レトロブームが続いている。レトロファッションスタイルはもちろん、1990年代と2000年代に流行した「レトロ」ブランドが若い世代を中心に人気を集めている。
韓国の衣料品製造・販売の「エル・エフ(LF)」は今年4月、グローバル・スポーツブランド「リーボック(Reabok)」の独占販売権を確保した。リーボックによると、10月からオン・オフラインによる流通ルートを通じて本格的にリーボックの国内販売に乗り出し、11月に再発売された「クラブC85」スニーカーは発売2カ月で完売した。
リーボックは1895年に英国で誕生し、127年の歴史を持つブランドだ。1985年には「クラブチャンピオン」という意味を込めて、テニスシューズとしてスニーカー「クラブC85」を発売している。
LFのスポーツカジュアルブランド「チャンピオン」も人気ブランドとして再び浮上している。チャンピオンは1919年に米国で作られたスポーツブランドで、1990年代に国内で10~20代の間で旋風を巻き起こした。最近、ストリートファッションの代表ブランドとして再び注目を集めている。
「イーランド(E-Land)」が展開中のアメリカンヘリテージカジュアルブランド「フーアーユー(WHO.A.U)」は今年1月1日~11月28日、全製品の売り上げが前年比40%も成長した。
1990年代と2000年代初に流行していたアメリカンカジュアルは、この10年間、韓国をはじめ世界市場で注目されなくなり、退場直前まで追い込まれた。しかし、最近2~3年間レトロトレンドに乗って米国風カジュアル衣類の需要が高まり、成長傾向を続けている。
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