「ネイバーは月面北緯20度、南緯20度に位置する緑の帽子の平原に宇宙最大規模のデータセンターを建てることにしました」
韓国の最大手ポータルサイト「ネイバー」が1日、エイプリルフール恒例の創作ニュースとして、宇宙にデータセンター「GAK MOON(閣月)」をつくると発信し、その後も話題になっている。
ネイバーは同日公開した映像で「ユーザーのデータを安全に管理するために新たなデータセンターが必要だ」とし、数年前から適地を探す中で月面の「緑の帽子の平原」に行き着いたとした。
そのうえでエイプリルフールらしい紹介をした。
「GAK MOONは火災や台風、地震のような天災地変から安全だ。7G宇宙特化ネットワークを通じて月を訪問した宇宙飛行士たちは、ネイバーでプロ野球の生中継を楽しみ、ネイバーで食事を注文できる」
ネイバーはユーザーのデータを守る使命感を持っている。いつか月にデータセンターを建てるなら、それはまさにネイバーだろう――こんな本気度も見せたうえ、最後に「GAK MOONに匹敵する技術力を持つ新たなデータセンターがまもなくできる」とまとめた。
ここでいう「新たなデータセンター」とは、江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)で運営中のデータセンターに続いて年内に完工する第2のデータセンター「閣 世宗(セジョン)」を指す。総面積29万3697平方メートルでこれまでのセンターの6倍の規模。約6000億ウォンを投入した。
(c)news1