韓国でシェアトップの電子漫画プラットフォーム「ネイバーウェブトゥーン」がナスダック上場手続きに本格着手した。キム・ジュング代表は今回の挑戦について「20年間の努力の頂点」と述べた。
米証券取引委員会(SEC)などによると、米ロサンゼルスに本社を置く米法人ウェブトゥーンエンターテインメントは5月31日(現地時間)、SECに企業公開(IPO)のための証券申告書を提出した。
同社は「証券申告書を通じて世界150カ国で2400万人のクリエイターと約1億7000万人の月間アクティブユーザーをつなげている」と強調。10年間に100以上のストリーミングシリーズや映画、200以上の本、70以上のゲームを製作・脚色してきたと誇示した。昨年の売り上げは12億8000万ドル、純損失は1億4500万ドルだった。
今回の同社の公募価格は明らかになっていないが、今年初めの外信記事によると約30億~40億ドル水準で、上場で最大5億ドルを調達できるとされた。
ネイバーで検索エンジニアとして働きながらウェブトゥーンを始めたキム代表は証券申告書に含まれた書簡を通じて「私がウェブトゥーンを始めた理由は話を交わし、クリエイターに力を与え、共同体を作るためだ。それがこの20年間、私と全体組織を導いた」といている。
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