韓国ネイバーのゲームストリーミングプラットフォーム「チジック」(CHZZK)が扇情的なストリーミング放送にNOを突きつけたものの、モニタリングの死角を狙ったストリーマーが再び登場した。
ネイバーはわいせつ物フィルタリング強化技術を適用し、利用約款を改正して扇情的で社会的な騒ぎを起こしたストリーマーを遮断すると明らかにしたのに、コンテンツフィルタリングに失敗した。
ネイバーのチジジクでは1月28日午後、身体の一部を露骨に強調しながらストリーマーが2時間ほど放送した。「天然Oカップ」「爆発しそうなバスト」など扇情的なタイトルとサムネイルを設定したこの放送のリアルタイム視聴者数は約300人に達した。
このストリーマーは前日にも放送で体を露出した。にもかかわらず、チジジクの制裁はなかった。チジジクに再放送もアップされている状態だ。19歳の年齢制限もかかっておらず、ログインをしていない利用者もこの映像を視聴することができた。
チジジクは旭日旗を擁護したり性犯罪前歴があるストリーマーが騒ぎになると徹底したモニタリングを約束した経緯がある。特にわいせつ物フィルタリング強化のために人工知能(AI)技術である「X-eye」を適用したと強調している。
オンデマンドビデオ(VOD)とチャットにこの技術を適用し、ライブ映像に今後範囲を拡大すると明らかにしたが、扇情的なコンテンツを取り除くことができなかったわけだ。
ネイバー関係者は「X-eye技術がまだリアルタイムストリーミングに適用されていない。テキスト・イメージの中の扇情性を取り除く技術と、リアルタイムストリーミングに適用される技術が多少異なり時間が必要だ」と説明した。
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