韓国ネット大手ネイバーと保健福祉省が自殺予防に人工知能(AI)を活用する方法を模索する。ネイバーがこのほど、同省と自殺予防と生命尊重文化造成のための業務協約(MOU)を締結したと明らかにした。
両者は、新型コロナウイルス以降の社会環境の変化で自殺率の増加が懸念される状況で、自殺予防対策を共同で準備することにした。
保健福祉省は自殺予防と関連した専門的な諮問をネイバーに出す。また、自殺予防事業の遂行機関がネイバーに多様な情報を提供できるようにするという。
ネイバーは多様なプラットフォームとサービスを活用し、関連コンテンツ制作などのキャンペーンに積極的に参加する。AIを活用する案も検討中だ。
チョ・ギュホン(曺圭鴻)保健福祉相は「今回の協約は政府と民間が共に国民の心の健康のために手を組んだという点で意味が大きい。大切な生命を守るために官民の支援を惜しまない」と述べた。
(c)news1