2025 年 1月 13日 (月)
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韓国ネイチャーリパブリック、日本法人設立3年で売り上げ47億円

日本の売り場の様子=ネイチャーリパブリック提供

韓国の化粧品ブランド「ネイチャーリパブリック(NATURE REPUBLIC)」が2021年に設立した日本現地法人が、設立から3年で累積売り上げ47億円を突破し、日本市場での存在感を大幅に拡大している。

ネイチャーリパブリックは6日、日本市場攻略のための現地法人設立後、全国約9000店舗に商品を展開してきたと発表した。ロフトやハンズ、ドン・キホーテといった大手バラエティショップや、Qoo10や楽天などオンラインプラットフォームにも進出している。

特にQoo10のリッププランピングカテゴリーで1位を獲得し、2023年のQoo10アワードで2冠を達成するなど、競争の激しい日本の美容市場で着実な成果を挙げている。

成功の秘訣は、日本市場特化型製品の開発と多様なマーケティング戦略にある。キャラクターコラボレーション、大規模プロモーション、インフルエンサーとの連携を通じて、ブランドの認知度を高めてきた。

中でも「カリフォルニアアロエボソン日焼け止めスティック」は、日本の有名インフルエンサーの間で評判となり、即座に売り切れた。すでに50万個以上の事前注文が入っており、今後の販売が期待されている。

また、日本市場向けに開発された製品も人気を集めている。「キューブマスク3種」は、個別の肌の悩みに対応する集中ケアとして成長しており、「AZE-PAIR(アゼペア)」ラインは毛穴ケアと透明感ある肌を実現する製品として高評価を得ている。さらに、日本限定カラーが登場した「ハニーメルティングリップ」も好評だ。

特筆すべきは、「AZE-PAIR」ラインが日本国内で生産された初の製品である点だ。これを足掛かりに、同ブランドは日本市場での成功を基盤として北米や欧州市場への展開を計画している。

ネイチャーリパブリックの関係者は「日本市場での急速な成長を支えたのは、迅速に変化する美容トレンドを反映した製品開発と、多様なマーケティング戦略だ」と述べた。

(c)news1

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