韓国でのニュースに対する信頼度順位が46カ国中40位で、昨年に比べて2段階下がった。
韓国言論振興財団と英オックスフォード大ロイタージャーナリズム研究所が15日、「デジタルニュースレポート2022」を公開した。
ニュースを信頼するという回答率が最も高い国は昨年に続きフィンランドで、信頼度は69%だった。米国はスロバキアとともに最も低い26%で、昨年に続き46位となった。
韓国でのニュースに対する信頼度は昨年より2ポイント下がった30%だった。46カ国の平均は42%で、昨年よりポイントが下がった。
世界的に「あえてニュースを見ない」という人の割合が増えている。韓国のニュース利用者の67%が「意図的にニュースに触れなかった経験がある」と答えた。
これは5年前の2017年52%に比べて15ポイント増えた。ニュースを避ける理由について、韓国利用者の42%は「ニュースが信頼できない」「偏向している」と答えた。
財団と研究所は報告書で「韓国の利用者は、基本的に自分が接したニュースが信じられないため、これを見ようとしない。同時に特定のテーマのニュースでの過剰な情報による疲労感が蓄積している」と分析している。
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