
グローバルOTT「ディズニー+」で配信予定の韓国ドラマ『再婚承認を要求します』で、ナチス・ドイツの勲章に酷似した小道具が使用され、物議をかもした。
問題となったのは、11月13日にディズニー+が公開した広報用スチール写真の一部。SNSやオンラインコミュニティでは、俳優チュ・ジフンが演じる皇帝「ソビエシュ」の衣装に付けられていた勲章が、ナチス・ドイツの「三等金勤続章」と類似しているとの指摘が相次いだ。
ナチスを直接描写する内容ではないが、戦争犯罪と結び付いたシンボルの使用に対し、歴史的配慮の欠如を問う声が国内外で上がった。
制作会社のスタジオNは11月15日、声明で「特定の衣装小道具における確認が不十分だったことで、不快な思いをさせてしまい、心よりお詫び申し上げます」とコメントした。
あわせて「問題の写真は差し替えを進めており、再発防止のための措置も慎重かつ徹底的に講じてまいります」と表明した。
(c)NEWSIS

