韓国のドラッグストア大手「CJオリーブヤング」がこのほど、約1億1000万件に上る年間の顧客購買データを分析し、2022年決算キーワードとして「ミングル(M.I.N.G.L.E)」を選んだ。
M.I.N.G.L.Eは▽オン・オフラインショッピングをシームレスに楽しむ消費者(multi shoppers)▽インフレによる消費両極化(inflationary Janus)▽マスク解除と野外活動の回復(no-mask beauty)▽ゲームチェンジャーの登場(game changer)▽生活の質を高める「ライフプレジャー」時代(life pleasure)▽自分ならではの趣向を探す体験型消費脚光(exploring new)――を意味する。
ミングルには、多様な消費形態が複合し、調和しているという意味がある。今年はエンデミックとともに物価高、ドル高など、消費の流れに影響を及ぼす変数が多くなり、ビューティーやヘルス市場にも、一つのメガトレンドではなく、さまざまなトレンドが混在していることが判明している。
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