韓国京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)に本部を置く全国チェーンのトレーニングジムの代表者が新年早々、予告なしにジムを閉鎖して行方をくらまし、会員から返金を求める被害届が相次いでいる。
京畿道一山(イルサン)東部警察署によると、経営者は1日未明に会員へ「経営悪化により運営を終了する」とのメッセージを送信したきり連絡を絶ったという。
メッセージは「経営状況の悪化を受け、やむを得ず閉業を決定した」との内容。「経営には直接関与しておらず、名義だけ提供していた。債務の存在を後で知り、努力したが財政的困難を克服できなかった」としている。
また、ジムの機材を売却して返金資金を確保するとし、返金の申請方法を案内している。だが、実際には連絡が取れない状態が続いている。
現在数十件に及ぶ被害届が警察に提出されており、被害者の中には長期間の会費を前払いしていたケースも含まれている模様だ。警察は経営者の行方を追うとともに被害の詳細を調べている。
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