2026 年 4月 8日 (水)
ホームライフスタイルファッション韓国トニーモリー、創業家2世体制へ…ロードショップ復活に注目

韓国トニーモリー、創業家2世体制へ…ロードショップ復活に注目

トニーモリー提供(c)news1

韓国の化粧品ブランド「トニーモリー(TONYMOLY)」が、創業家2世による新たな経営体制へ移行した。創業者の長女であるペ・ジニョン氏が代表取締役に就任し、業界では同社がかつての「ロードショップ」ブームを再びけん引できるか注目が集まっている。

同社は新代表に選任によりキム・スンチョル代表との共同代表体制へ移行した。キム・スンチョル代表は大手化粧品企業出身の専門経営者で、2022年から経営を担ってきた。一方、ペ・ジニョン氏は海外事業や戦略部門などを歴任し、経営経験を積んできた。

業界では期待と懸念が交錯する。1990年生まれの若い感性により、インディーズブランド中心へと変化した市場に柔軟に対応できるとの見方がある一方、明確な実績はまだ乏しいとの指摘もある。短期間で市場シェアの回復を実現できるかが課題となる。

業績面では売上高と営業利益は回復傾向にある。2025年は売上高が前年比24.5%増の2203億ウォン(約242億3300万円)、営業利益も18.7%増の144億ウォン(約15億8400万円)を記録した。ただし、純利益は31.2%減の114億ウォン(約12億5400万円)と大きく落ち込み、海外展開に伴うマーケティング費用増加が収益を圧迫した。

現在のKビューティー市場は、従来の路面店中心の販売モデルから、オリーブヤングなどのセレクトショップや、ファン層を持つインディーズブランド中心へと再編が進んでいる。この中で同社が新たな成長戦略を確立できるかが焦点となる。

証券業界では、海外事業の拡大に期待が寄せられている。米国や新興市場への進出、オンラインチャネルの強化などを通じて売り上げ拡大が見込まれる一方、コスト管理を含めた「収益性の改善」が今後の鍵になると指摘されている。

(c)news1

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