2024 年 12月 23日 (月)
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韓国スタートアップ投資誘致77%急減

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韓国の今年第1四半期(1~3月)のスタートアップ企業の投資誘致規模が前年同期比4分の1に減った。国内外の経済不確実性が高まり、預金や金などの安全資産に資金が集中したことが要因とみられる。

官民協力ネットワーク「スタートアップアライアンス」によると、今年第1四半期のスタートアップ企業の投資誘致金額は8958億ウォン(1ウォン=約0.1円)だった。昨年第1四半期(3兆9038億ウォン)より77.05%減少。投資件数も271件で昨年同期(477件)より43.18%減った。

そんな中、第1四半期にユニコーン(企業価値1兆ウォン以上の非上場会社)になった企業もある。半導体ファブレス(工場を持たない製造業)スタートアップ企業「FADU(ファドゥ)」は2月、フリーIPO(上場前の持ち分投資)で企業価値1兆800億ウォンを認められ、国内ファブレススタートアップとしては初めてユニコーンに名を連ねた。

株式の代わりにベンチャー融資で資金を調達したスタートアップもあった。ファッションプラットフォーム「エイブリー(ABLY)」は先月23日、担保融資に新株引受権を結合したベンチャー融資の形で500億ウォンを調達した。

投資規模別にみると、今年第1四半期は300億ウォン以上の投資が目立って減った。昨年同期は26件あったが、今年は4件にとどまった。1000億ウォン以上は昨年同期10件に達したが、今年はIMMインベストメントから1000億ウォンの投資を受けたクリエイティブカンパニー「d’strict(ディストリクト)」が唯一だった。

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