2024 年 11月 25日 (月)
ホームライフスタイル韓国ショッピングでの存在感、急浮上は中国人ではなく「ベトナム人」

韓国ショッピングでの存在感、急浮上は中国人ではなく「ベトナム人」

仁川国際空港第1旅客ターミナルを移動する旅行客(c)NEWSIS

韓国のクレジットカード大手BCカードが最近3年間の外国人観光客の国内加盟店消費状況を分析したところ、昨年、ベトナム人観光客は中国人や日本人観光客に比べ1人当たりカード平均承認(オーソリ)金額(承認金額を件数で割った金額)が19万7000ウォン(約2万円)で最も高いことがわかった。前年比89%増だ。

消費性向も明確だった。最近3年間、ベトナム人観光客の国内消費上位業種は免税店、百貨店、病院、化粧品などで、免税店と百貨店が1・2位を占めた。特に昨年、ベトナム人が免税店と百貨店で使用した総承認金額は前年比それぞれ1837%、400%と急騰した。

韓国観光公社関係者は「ベトナムは東南アジアで中流階級の増加速度が最も速い国家で、海外旅行市場もそれだけ急成長している」と分析している。

BCカードのウ・サンヒョン新金融研究所長(副社長)は「第1四半期(1~3月)のベトナム観光客の国内消費が前年比192%増加している。今年韓国を訪れるベトナム観光客が増えることが予想されるため、加盟店側でも売り上げ増大が期待される」と話している。

韓国文化観光研究院などによると、今年第1四半期に仁川国際空港から入国した外国人は171万4000人だった。国・地域別では、日本の35万人で最も多く、米国18万人、台湾16万人、中国14万人と続いた。ベトナムは約8万人で10位圏にランクされた。

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