韓国サムスン電子のイ・ジェヨン(李在鎔)会長が近くパリ五輪を訪問する。業界筋が23日、明らかにした。パリ五輪は26日に開幕し、来月12日まで開かれる。イ会長が五輪を訪れるのは、先代の故イ・ゴンヒ(李健熙)会長が家族とともに訪問した2012年のロンドン五輪以来、12年ぶりだ。
サムスン電子は国際オリンピック委員会(IOC)の公式パートナーだ。サムスン電子は1988年のソウル五輪に地域スポンサーとして参加したのを手始めに、五輪を支援してきた。1998年の長野冬季五輪からは、無線通信分野の公式スポンサーとして活動し、多様なマーケティングを展開してきた。
サムスン電子は10日、パリで「ギャラクシーアンパック」を開催した。パリのシャンゼリゼ通りに「サムスンオリンピック体験館」を開設。パリ五輪期間中に訪問客がギャラクシーを体験できるように準備する一方、各国選手団に1万7000台の「Galaxy Z Flip6 Olympic Edition」を配布するなど、新製品の広報に力を入れている。また、サムスン電子は五輪史上初めて「Galaxy S24 Ultra」で新たな五輪中継を披露する。
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