韓国サムスン電子のハン・ジンマン米州総括副社長は8日、米カリフォルニア州サンディエゴ市への新事務所設立を記念するメッセージをSNSに投稿した。メモリーやファウンドリー(受託生産)の顧客会社との協力強化のための拠点となる。
サンディエゴ市長は事務所開所日を「サムスンの日(Samsung Day)」に指定するなど、祝意を表した。
事務所はサムスン電子のメモリーおよびファウンドリー顧客会社と事業を議論するための場で、6日にオープンした。現在の要員は20人前後だという。
開所式にはハン・ジンマン副社長をはじめ、トッド・グローリア市長らが出席した。ハン・ジンマン副社長は「今回の事務所の開所でメモリーおよびファウンドリーの会社のオーダーメード型設計およびエンジニアリングの要求事項をより満たすことができるようになってうれしい。サムスン半導体事業はAI、モバイルおよび自動車の未来を革新し、促進する準備ができている」と語った。
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