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昨年、「ブルダック炒め麺」の人気で好業績を記録した韓国の食品メーカー「三養食品」が、今年もその勢いを続けている。需要の高まりにより、一部のコンビニでは供給不足が発生し、店主たちが発注に苦労している状況だ。
業界によると、最近、コンビニ店主らは「ブルダック炒め麺」の発注に支障をきたしている。店主たちが集まるインターネットコミュニティでは「発注がうまくできない」「袋麺は継続的に発注が止まっていて、カップ麺は時々発注できるようになったり、また止まったりしている」との声が上がっている。
三養食品関係者は「『ブルダック炒め麺』の生産量には限りがあり、国内市場と輸出市場の両方に十分な供給が難しい」という。さらに「旧正月連休の間、工場の稼働を停止していた影響もあるが、国内市場の供給は間もなく安定するだろう」と付け加えた。
2012年に発売された「ブルダック炒め麺」は、三養食品を代表する主力商品で、今では韓国内にとどまらず、北米や欧州市場への進出を牽引する存在となっている。
三養食品は昨年、売上高1兆7300億ウォン、営業利益3442億ウォンを記録した。売上高は前年比45%増、営業利益は133%急増し、創業以来初めて営業利益3000億ウォンを超えた。特に、収益性の高い海外市場での売上比率が増加し、営業利益率も前年度の12%から昨年は20%へと向上した。
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