韓国のコンビニが、オンライン・オフラインのネットワークを活用した世界のK-POPファンダム攻略の前哨基地として注目されている。
CUは12日まで韓国のグループSEVENTEEN(セブンティーン)のベストアルバム「17 IS RIGHT HERE」を自社アプリであるポケットCUとソウル所在のオフライン店舗3カ所(エイケイ&弘大店・聖水プレミア店・オリンピック広場店)で販売した。
アプリで事前予約する場合、店舗でアルバムを受け取ることができ、メンバーの未公開フォトカードも特典として受け取ることができる。事前予約販売が始まった先月22日、ポケットCUの検索語1位をSEVENTEENが占めた。
K-POP拠点売場であるAK&弘大店では、週末にSEVENTEENアルバムを購入しようと国内外のファンが集まり、長い行列ができた。
GSリテールも国内エンターテインメント会社と協力し、K-POPプラットフォームとして事業領域を拡大している。GS25は12日まで、モバイルアプリ上でグループZEROBASEONE(ゼロベースワン)の3番目ミニアルバムの事前予約販売を実施した。事前予約時に指定された住所に配達し、9種のフォトカードのうち1種をランダムで贈呈する特典も用意した。
業界では、韓国に滞在する外国人や外国人観光客の購買意欲の高さにも注目している。GS25の分析によると、グループENHYPEN(エンハイプン)とグループLE SSERAFIM(ル・セラフィム)のアルバム売り上げの26.6%は外国人だった。1人当たりの購買個数と単価も外国人の方が2倍高かった。
業界関係者は「K-POPは韓国だけでなく世界中に強力なファンダムが存在する。コンビニが持つネットワークは、幅広くK-POP文化拡散に寄与できる」と話した。
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