韓国のゲーム各社が繁忙期を迎える夏に向けて、業界が今月から大型新作を次々と市場に送り出す。モバイル―PCプラットフォームを中心に期待作が多数発売され、実績の上昇に成功できるか注目される。
ゲーム業界によると、Com2uSホールディングスは今月、MORPG(マルチプレイヤーオンラインロールプレイングゲーム)の新作「ゼノニア」を国内で発売する。世界で累積6300万ダウンロードを達成した大作「ゼノニア」シリーズを継承した作品だ。独創的なビジュアルで騎士団やサーバー間の大規模利用者間の戦闘を楽しめる。事前予約は既に170万件を突破した。
ネクソンは28日、ゲームサブブランド「ミントロケット」で、ハイブリッド・海洋アドベンチャーの新作「デイブ・ザ・ダイバー」を発売する。海洋生物を捕獲するアドベンチャーと、捕獲した海洋生物で寿司屋を運営する楽しさが結合されたゲームだ。昨年10月からプレビューサービスを実施し、独特なゲーム性でユーザーの好評を獲得。97%が「圧倒的肯定」と評価した。
ネオウィズは今月、「ブラウンダスト2」を発売する。ターン制RPG「ブラウンダスト」の公式後続作で、ハイエンド2Dグラフィックを駆使したモバイルゲームだ。現在最終段階のテストを進めており、事前予約者数は2週間で100万人を超えた。
7~8月にも多数の新作が相次ぐ。ネットマーブルは7月から1カ月おきに新作RPG「神之塔:NEW WORLD」、リアルタイムストラテジー「グランドクロス:エイジ・オブ・タイタンズ」、放置型RPG「セブンナイツ育成」の3種を発売する。いずれも簡単なゲーム性やアニメーション風の演出などが特徴で過度な課金を控えたことも特徴だ。
「神之塔:NEW WORLD」を開発したネットマーブルは「競争相手はゲームではなくウェブトゥーンなどのスナックカルチャーファン。どんなゲームより簡単で速く、軽くプレイできるよう開発した」としている。
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