2026 年 5月 24日 (日)
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韓国ゲーム大手NCソフト、AION2を軸にグローバル攻略本格化

NCソフト提供(c)news1

韓国の大手ゲーム開発会社NCソフトが2026年、グローバル市場攻略に本腰を入れている。韓国国内でヒットした「AION2(アイオン2)」の下半期グローバル発売をはじめ、サブカルチャー新作2本のパブリッシングも加え、多ジャンルのグローバル戦略を本格的に進める。

ゲーム業界によると、NCソフトは大型IP中心の北米、サブカルチャー中心の日本という市場特性に合わせ、ジャンルと運営戦略を変えながら、それぞれの市場に合わせた攻略を展開している。

NCソフトが狙う北米と日本は、世界のゲーム市場で売り上げ1位、3位を占める重点地域だ。

まず、2026年下半期に多人数同時参加型オンラインロールプレーイングゲーム(MMORPG)「AION2」をグローバル市場に投入する計画だ。「AION2」グローバル版はPCプラットフォーム専用として開発中で、SteamとPURPLEでプレーできる。

北米、南米、欧州、日本に地域別サーバーを構築して運営する計画で、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、日本語、韓国語、ロシア語、中国語(簡体字・繁体字)の計10言語に対応する。

「AION2」はすでに韓国国内で堅調な成果を証明した。累計売り上げは1000億ウォン(約110億円)を突破し、発売初期のデイリーアクティブユーザー数は150万人を超えた。発売後、20回以上にわたり開発者ライブ配信を実施して利用者の信頼を高め、4月11日のオフライン懇談会には600人を超える利用者が参加し、熱い反応を引き出した。

グローバル市場でもこうした意思疎通の基調を続ける。NCソフトは5月中に、グローバル利用者を対象に「AION2」を紹介し、主要コンテンツを説明する場を設ける予定だ。

サブカルチャーの本場である日本に向けては、ジャンル特化型タイトル2本のパブリッシングを準備している。

2026年に披露する最初の作品は、ビッグゲームスタジオが開発した「リミットゼロ ブレイカーズ」だ。「ブレイカーズ」は日本最大級のサブカルチャーイベント「ニコニコ超会議」に参加したのに続き、東京ゲームショウ2025にも参加し、日本の利用者との接点を広げてきた。日本のメディア総合グループKADOKAWAが日本マーケティングを担当し、IPへの現地期待感は高まっている。

日本市場攻略の次のバトンは、ディナミスワンが開発中の期待作「アストラエ オラティオ」が受け継ぐ。

これまで「プロジェクトAT」として紹介されていた同作は、4月30日に正式タイトルを確定し、東京を背景にしたトレーラーと主要ビジュアルポスターを公開するなど期待感を高めた。ゲームに関する追加情報は順次確認できる。

NCソフトは2026年、既存IPを基盤とした売り上げ拡大、新規IPのグローバル発売、モバイルカジュアル事業拡大という3軸を中心に成長戦略を進めている。MMORPGに加え、サブカルチャーとカジュアルジャンルまでポートフォリオを広げ、市場対応力を高める姿だ。北米市場での「AION2」の興行と、日本市場を狙うサブカルチャー新作の成果がかみ合えば、NCソフトのグローバル体質転換は本格的に速度を上げる。

(c)news1

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