韓国のゲーム会社「ウェブゼン(Webzen)」に著作権を侵害されたとしてオンラインゲーム「エヌシーソフト(NCSOFT)」が著作権侵害の差し止めを求めた訴訟で、ソウル中央地裁はこのほど、ウェブゼンに10億ウォン(約1億1000万円)の支払いと、一般ユーザーに「R2M」を使用させないよう命じた。
エヌシーソフトは2021年6月、ウェブゼンの「R2M」が自社の「リネージュM」のキャラクターや変身システムなど6つの表現要素を模倣したとして提訴した。
リネージュMはR2Mより3年早い2017年6月に発売している。どちらもモバイル専用の多重接続ロールプレイングゲームで大きな人気を集めていた。
ウェブゼン側は、6つの表現要素は単なるゲーム規則に過ぎず、著作権の保護対象ではないと主張していた。
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