2025 年 9月 23日 (火)
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韓国カード会社社員、顧客の決済履歴を勝手に確認し嘲笑「38歳にもなってゲームセンター通い」

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韓国の大手クレジットカード会社のコールセンターで、顧客のカード決済履歴を無断で確認し、嘲笑するという事件が発生した。38歳の女性会社員が自らの体験を告発し、個人情報の扱いに対する批判が高まっている。

女性によれば、9月8日にカード会社からの営業電話がかかってきたが応答できず、留守番電話にメッセージが残されていた。確認すると、社員同士の会話がそのまま録音されており、自身のカード利用履歴を挙げながら「コインカラオケに行った」「1000ウォンでカラオケやゲームセンターに行っている」「38歳にもなってまだこんなことをしている」と嘲笑していた。

女性は「営業のための電話で、社員が自分の利用履歴を確認しながら会話していたが、留守番電話に録音されていることを知らなかったのだろう」と説明した。

この事実を知った女性はすぐにカード会社へ苦情を申し立てた。しかし会社側は当初「社員が顧客の履歴を確認できるのは規定上可能で、個人情報流出や違法行為には当たらない」と説明した。ところが女性が警察や金融監督院に確認したところ、「社員が任意に顧客の決済履歴を閲覧することは明らかに個人情報流出に該当する」との回答を受けた。

最終的に当該社員が電話をかけ、「軽率な判断でそのような行為をした」と謝罪したが、女性は「謝罪は受けたが、あまりにも屈辱的だった。金融監督院などに申し立てる」としている。

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