
ソウル・江南(カンナム)一帯で深夜に運行されていた自動運転タクシーが、1~3月中に平日昼間にも利用可能となる見通しだ。呼び出しアプリ「カカオT」で予約できるこのサービスは、国内自動運転技術の本格商用化に向けた重要なステップとなる。
カカオモビリティは2024年、ソウル市が実施する自動運転タクシー事業の民間運営企業に選定され、同年9月より江南区で国内初の呼出型自動運転サービス「ソウル自動車(区域型)」を夜間限定で試験運行してきた。
開始当初は午後11時から翌朝5時まで、特定の地下鉄駅周辺(奉恩寺、新論峴、良才、下渓蔚、九龍駅など)を中心に3台体制で無料運行された。
その後、江南駅や清潭洞(チョンダムドン)・新沙洞(シンサドン)までサービス範囲を拡大。今回、運行時間が昼間にも広がり、車両台数も約20台に増加すると見込まれている。
現在の自動運転レベルはレベル3。これは「特定条件下での無人走行」が可能な水準であり、緊急時には車両に同乗する試験運転者(セーフティドライバー)が介入できるようになっている。
4車線以上の幹線道路で自動で走行し、住宅街や子ども保護区域などでは手動運転に切り替える仕組みだ。
利用者はカカオTアプリで「ソウル自動車」を選択して出発地と目的地を入力すれば、通常のタクシーと同様に呼び出しが可能。車両あたり最大3人まで乗車可能。
カカオモビリティはタクシー以外にも、自動運転技術を活用したさまざまなモビリティサービスの商用化を推進中だ。2025年11月には、需要応答型交通(DRT)と自動運転を組み合わせた「自動運転DRTサービス」をソウル市麻浦区上岩洞(サンアムドン)で導入。カカオTアプリ上で乗車地と降車地、時間などを指定すれば、最適ルートで運行するミニバスを無料で利用できる。
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