
韓国のeスポーツチーム「T1」が、世界的人気オンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」の世界大会で3連覇を達成し、通算6度目の優勝という金字塔を打ち立てた。11月9日、中国四川省成都の体育館で開催された「2025 LoLワールドチャンピオンシップ」決勝戦で、T1は韓国の強豪KTロールスターに3対2で逆転勝利した。
T1は2015年と2016年に連覇したものの、2017年の決勝では中国・北京でサムスンギャラクシーに0対3で敗れ、当時夢見た3連覇は実現できなかった。それから8年を経て、ついに「スリーピート(3連覇)」を達成した。
決勝戦は序盤から接戦となった。T1は第2セットと第3セットを連続で落とし、追い詰められる展開となったが、第4セットでは「カリスタ」と「アニビア」を中心に攻撃を組み立て、主導権を奪還。ミッドレーンを担当する「フェイカー」ことイ・サンヒョクの安定したプレーや、ジャングルの「オーナー」ムン・ヒョンジュンの存在感、サポート役の「ケリア」リュ・ミンソクの的確な支援が際立った。
第5セットでは序盤からリードを築いたT1が、中盤以降の集団戦でKTを圧倒。特に「グマユシ」イ・ミンヒョンが使用した「ミス・フォーチュン」が決定的な活躍を見せ、勝利を決定づけた。
今回の優勝は、新たにT1に加入したトップレーナー「ドラン」チェ・ヒョンジュンにとっても特別な意味を持つ。彼は前所属チームである韓国のeスポーツチーム、ハンファ・ライフ・イースポーツでは期待されたものの、「ゼウス」の影に隠れがちだった。だが決勝第5セットでは重要な場面での活躍を見せ、評価を覆した。
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