韓国人の7割近くが「マイクロプラスチックの有害性を深刻に考えている」という調査結果が出た。その半面、6割以上は日常生活でプラスチックを多用していることもわかった。
韓国の就職情報サイトを運営する企業「インクルト」が、オンラインアンケート専門機関「ドゥイットサーベイ」と3月30日~4月9日、4008人を対象に調査を実施した。
「マイクロプラスチックの有害性にどれだけ脅威を感じるか」という質問への回答は▽全く感じられない(0.9%)▽あまり感じられない(7.1%)▽普通だ(24.8%)▽やや感じる(45.3%)▽非常に感じる(21.9%)――で、67.2%が脅威を感じていた。
一方で「日常生活でプラスチックを多く使う」と答えたのは63.0%に上った。
世界的に繰り広げられている反プラスチック運動に対しては、回答者の約70%が参加する意向があると答えた。また、韓国で急ぐべき対応として、使い捨てのスプーン・フォークや器、ストローの禁止などを挙げた。
韓国のプラスチック使用については「今より規制を強化しなければならない」という回答が68.8%で最も高かった。
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