少なくとも21億ウォン(約2億1500万円)の頼母子講(お金の融通を目的とした民間の互助組織)のかけ金を持ち逃げした韓国人女性が韓国国外にいることが判明し、警察当局は女性の居住国に要請して引き渡しを受ける方針だ。
女性は慶尚北道(キョンサンプクト)慶州(キョンジュ)の貴金属店経営者の妻(60代)で、2000年から地元の頼母子講のかけ金を管理していた。経営者は地元では信頼されてきた人物といい、女性は夫には内緒で逃走したという。
女性はこれまでに、被害者35人から告訴され、被害金額は計21億ウォンに上る。被害者はさらに5~7人程度増える見込みだ。
慶州(キョンジュ)警察署によると、女性は海外に居住する息子のもとに身を寄せているという。同署は「女性がそこから逃げる恐れは少ない」とみている。
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