韓国で10人のうち6人は「現在、住宅価格が底ではなく、さらに下落する」と認識していることが調査でわかった。住宅価格がいつ反騰するかについての予想時期は「2025年以後」が44.7%で最も多かった。
不動産プラットフォーム「チクパン」がアプリ利用者1931人を対象にアンケートした結果を公開した。
今の住宅価格の状態はどうだと思うかという質問に、全回答者の58.5%が「まだ底ではない。さらに下がりそうだ」と答えた。半面「今が底だ、まもなく上がったり横ばいになるだろう」と考える回答者は41.5%だった。
詳細をみると、今が底だと考える回答者のうち「もう上がるだろう」(上昇)と見る意見は14.9%、「底だがまだ上がりそうにない」(横ばい)という意見は26.6%だった。
今の住宅価格がまだ底ではなく、さらに下がると答えた回答者にその理由を尋ねた結果、「最近1~2年内に上がった価格上昇分があまり下落しなかったため」が24.4%で最も多かった。
続いて「全般的に景気が良くないため」(22.7%)、「売れ残り物件の増加、販売市場の低迷などの雰囲気の影響で」(21.5%)、「金利が引き続き上昇しそうだから」(19.6%)、「買いより売りの動きが顕著だから」(10.1%)の順だった。
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