韓国の大学169校が、募集定員を満たすことができず、追加募集を進めていることがわかった。定員の半数も満たせない地方大学が4校もあった。
鍾路学院と韓国大学教育協議会が最近発表した「2024学年度追加募集現況」を分析した結果、169の大学で今月末まで追加募集をしている。内訳は、ソウルの31校、京畿・仁川の35校、非首都圏の103校。追加募集のうち88.2%(1万1595人)は地方大学によるものだ。
ソウル圏の大学は、政府の先端学科新設などで募集定員が1173人増えたが、追加募集人数は149人減った。1大学当たりの平均追加募集人数も、ソウルは19.9人に止まった。地方大学は追加募集人員が平均112.6人で、全体平均(77.8人)を大きく上回った。
追加募集人数が最も多い地域は、慶尚北道(キョンサンブクド、1653人)で、次は釜山(プサン、1569人)だった。
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